

- 差別化戦略ってなに?
- 具体的に何をすればいいの?
- 注意点とかある?
このような悩みは解消できます。
差別化戦略とは、他とは違うことをし、他よりも高い価値を提供すること。
実は、差別化戦略とあなたの事業・コンテンツには相関性があるんです。
本記事では、差別化戦略について説明したのち差別化の種類を述べ、最後に注意点を述べています。
記事の内容
・差別化戦略とは
・差別化の種類
・差別化における注意点
差別化戦略とは

差別化戦略とは、他がやっていないことをやったうえで、他より高い価値を出す戦略のこと。

いまいちよくワカラン!
と思う人もいますよね。
なので、わかりやすく以下例をあげます。(理解している人は飛ばしてもらって大丈夫です。)
✓事例
『お~いお茶 濃い味』
それまで、お茶の飲料に濃い味はありませんでした。
お茶といえば、コンビニにあるペットボトルの普通のお茶。
『お~いお茶 濃い味』は、「濃い味のお茶が飲みたい!」という潜在的な需要を当てました。
他社は簡単に再現できなかったので、高い価値を出せています。
(余談として、再現には2年もかかりました。普通こんなに時間かかりません。)
もちろん、濃い味は大ヒットです。
差別化の種類

以下では、差別化の種類についてみていきます。
種類には、3つあります。
- 手軽軸
- 商品軸
- 密着軸
手軽軸
早い!安い!という手軽さで差別化をするのが手軽軸のこと。
例をあげると、ドトールや格安居酒屋。
手軽軸を言い換えると、薄利多売ビジネスモデルです。
もし、手軽軸での差別化を情報発信においてしようと思ったら、量での勝負になる。
Twitterならどれだけツイートしたか、ブログならどれだけ記事を投稿したか。
少量のアクセス×大量のコンテンツ
で戦うので、薄利多売ビジネスモデルになっていますね。
商品軸
これは、他が再現できないほど難しく高い価値の商品を作り、差別化をすること。
例をあげると、高級レストランです。
高級レストランの味はクックパッドで調べても作れませんよね。
もし、商品軸での差別化を情報発信においてしようと思ったら、投稿頻度が低くても、1回1回バズが生まれるようにしなければいけない。
また、毎回高いレベルのエンゲージメント率、PV数をたたき出さなければいけない。
個人的にこの、商品軸はオススメできません。(理由は以下、注意点で述べています。)
密着軸
これは、顧客の心に寄り添った形で差別化をすること。
例をあげると、”いつもの”店、かかりつけ医です。
これほど、気心の知れた店はありません。
もし、密着軸での差別化を情報発信においてしようと思ったら、よく絡む、相手の欲しているものをあげる、ということをします。
個人的には、密着軸が一番良いように感じます。
だって、お客さんは次第にファンになりますからね。
差別化をする上での注意点

差別化をするにしても、注意しなければいけないことが3つあります。
- 事業との一貫性
- 商品はすぐにパクれる
- 最低限レベルはクリアする
事業との一貫性
上記の何軸を選択するにしても、それが自分の事業と一貫性があるのかは確認しなければいけません。

わかりやすく言えー!
となる方もいますよね。
例えば、密着軸を選択するなら、
- 愛嬌のあるキャラクター
- コミュニケーション重視
- 権威性を示すより関わりやすさを重視
が一貫性がありますよね。
もう1つ例をあげます。
高級レストランを経営する場合(商品軸)、
- めちゃめちゃ高級な素材を使う
- めちゃめちゃ安い
- すぐに出てくる
こんなのムリですよね。笑
つまり、何軸を選ぶかと事業には一貫性があるので、これからどうやっていくのかを考えたうえで軸を選びましょう。
商品はすぐにパクれる
残念ながら、今の時代、パクろうと思えばすぐにパクれます…。
上記の濃い味のお茶は珍しい例ですが、それでも2年あればパクれちゃいます。笑
つまり、商品軸で差別化するのってめっっっちゃムズイんすよ…。
だから、商品軸での差別化をオススメしないんですよね。
最低限レベルはクリアする
当たり前ですが、何軸を選ぶにしても最低限のレベルはクリアしなければいけません。
- 早くて安いけどめちゃめちゃマズい
- 多くの人に役立つコンテンツを作れるけど何年もかかる
- 毎日更新してある程度の質もあるけどファンと全く関わらない
こんなのが支持されるわけないですよね。
どこかに特化するにしても、全ての軸における最低限の質はクリアしなければいけません。
差別化をしよう

成功するために差別化戦略は必須です。
差別化はただ違いを出せばよいというわけではありません。
結構難しいです。
しかし、上手に差別化できれば他と圧倒的な差が付きます。
この際に、差別化戦略をとり、ライバルに差をつけましょう。
参考になれば幸いです。
参考
・佐藤義典 『ドリルを売るには穴を売れ』、青春出版社、2017年
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