

- ペルソナ分析って何?
- メリットってあるの?
- やり方は?
- 注意点とかある?
こんな悩みを解消します。
ペルソナ分析とは、買うであろう仮想人物を作り上げ、その人に売れるように戦略を考えることです。
ペルソナをうまく設定しないとどんなに頑張っても成果が上がらないことも。
本記事では、ペルソナ分析とは何かを説明したのち、メリット、分析方法、注意点の順に説明しています。
- ペルソナ分析とは
- 設定するメリット
- やり方
- 注意点
本記事では参考サイトを本文末に記載してあります。
ペルソナ分析とは

ペルソナ分析はマーケティングでしばしば使われる方法です。
しかし残念ながら、多くの人が行うやり方は間違っているといわれています。
以下で、順にみていきましょう。
ペルソナ分析とは
ペルソナ分析とは、買ってくれるだろう1人の仮想お客様像を作り上げ、その人に徹底的に刺さるように分析する方法です。
名前、年齢、性別、居住地、家族構成、趣味、職種、休日の過ごし方、平日の過ごし方など設定すべき項目は多岐にわたります。
ターゲティングとペルソナとの違い
しかし、ここで疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「買うであろう仮想人物を作り上げる」とはいうけれど、ターゲティングと何が違うのかしら…
このように思う方もいらっしゃると思います。
僕も最初は理解できませんでした。
この二つの違いは、幅が広いか狭いかの違いです。
設定するときの例をあげます。
- ターゲティング/
30~40代、女性、婚活中 - ペルソナ分析/
32歳、佐藤涼子、女性、配偶者なし、大手SE、入社3年目、年収550万、趣味は映画鑑賞、週末は婚活サイトの閲覧・映画館へお出かけ…etc
このようにペルソナ分析の場合は、まるでその人物が存在するかのように設定します。

設定すべきメリット

ペルソナを設定すべきメリットは、2つあります。
- チーム内で共通認識がとれる
- 成功確率が上がる
チーム内で共通認識がとれる
チームで何かをするとき、一番避けたいのは認識の不一致です。
不一致があると、自分は目標に向かって努力していても、他の人は違うところに向かって努力しているため目標が達成できない可能性があります。
また、一応目標は達成できても、本来のあるべき姿とは違くなる可能性があります。

なので、共通認識を持つことがスゴく大事です。
その点ペルソナ分析は、仮想人物としてガッチリ設定しているので、認識の不一致が生まれることはありません。
成功確率があがる
ペルソナはアンケート調査などから仮想人物を作るため、実際に買ってくれるお客様像を反映しやすいです。
したがってペルソナ分析をもとに、その仮想人物に徹底的に喜ばれるようにすれば、成功しやすいです。
ペルソナを設定することで、ターゲットは今どうゆう気持ちで何を求めているのかを知ることができます。
ペルソナ分析方法

ペルソナ分析は想像で設定してもうまくいきません。
なので、以下であげる順に設定しましょう。
- データを集める
- ペルソナを作成する
データを集める
まず、調査を行いペルソナに必要となるデータを集めましょう。
必要なものは、数字で表せるデータです。
例えば、
- Googleアナリティクス
→記事が何人に見られたのかを知れる - Twitterアナリティクス
→ツイートを何人に見られたのかを知れる
言葉で表せるものが主にならないように気をつけましょう。
言葉で表されるもののデータの例は、
- 口コミ
- 根拠のない噂
です。
数字で表されるデータを重要視するのは、あなたの主観が入ることを防ぐためです。
ペルソナ分析は実際のユーザーの実態に近くないと意味がありません。
なぜなら現実に存在しないユーザーに向けて発信しても誰にも刺さらないからです。
当たり前ですね。
想像は実態と全く異なることが往々にしてあります。
したがって、数字で表されるデータを集める必要があります。
ペルソナを作成する
数字で表されるデータを集めたら、ペルソナを作成します。
ペルソナでは上記の通り、名前、年齢、職業、居住地、趣味などその人が実際に存在するかのように作成します。
ですが、主観は入れないでくださいね。
例としてぎゃろっぷ@月商1億円WEBマーケター(@blog_howto)さんのペルソナをあげておきます。
ペルソナ分析における注意点

上記のやり方をすれば、ペルソナ分析はできます。
ですが、1つ注意しなければならないことは、主観を絶対にいれないということです。
ペルソナ分析は、消費者像を明確にし、マーケティング戦略を成功させるためにあります。
もし、主観を入れてしまったら実際の消費者像とは離れてしまいます。
したがって、客観的に分析しましょう。
まとめ:ペルソナ分析をしよう

ペルソナ分析は、マーケティング戦略の基本です。
消費者について理解していなければ、無駄に終わります。
今回紹介したやり方でペルソナ分析をしましょう。
参考になれば幸いです。
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